iid

開催レポート|完全オンラインでの3daysサマーインターンシップ

当初はオフラインで行う予定だったサマーインターンシップ、内容も日数も変えずにオンライン開催への変更を決め、そして先月無事に全日程を終了しました。本記事ではその中身を少しだけご紹介します。


メディアビジネスの構造から広告の企画立案まで学べる3日間の短期集中オンラインサマーインターンシップ

まずは、ざっくり3日間の流れ(プログラム)をご紹介。

1日目 
【座学】
・広告業界におけるイードの立ち位置について
・メディアのビジネスモデルについて
・イードメディアの理念
・イードメディアの紹介(「レスポンス」「リセマム」「インサイド」「シネマカフェ」の4媒体)
・イードのプロデューサーについて
【ワーク】
・担当メディア決め、クライアントを発表
・クライアントについてリサーチ
・クライアントへヒアリング

2日目
【ワーク】
・ヒアリング内容から企画を考える
・企画案の発表(人事よりフィードバック)
・企画案から提案書を作成

3日目
【ワーク】
・提案書の作成
・提案練習(人事より振る舞いなどを中心としたフィードバック)
★実際に提案!(クライアント役社員よりフィードバック)
【座学・振り返り】
・メディアの未来について
・総括

こうやって書き出してみるとなかなかにボリューミーな3日間ですね!
ただ個人的にはオフラインよりも圧倒的に時間が過ぎるのが早かったです。ちなみに、ランチ時間も弊社社員とお話しいただく交流時間としていたので、かなり濃い時間を提供できたのではないでしょうか。(もちろん、休憩もこまめに取りました!)

グループワーク時には各チームに1人は人事がついていたのですが、特に議論への口出しはせず質問があった場合のみ答えるという体制を取りました。これは一見何のフォローもなく冷たく感じるかもしれませんが、そこには皆さまに自ら考え進めてほしいという想いがあります。ただ人事はいるだけではなく、議論の様子を全て見ていたので、そこでの皆さんの特性や強み、もっと伸ばしていけるところを後日個別にフィードバックさせていただきました。

また、ヒアリングと提案の際には各媒体の営業を実際に担当しているメンバーがクライアント役を務めました。今回はより実務に近い体験をしていただくことに重きを置いて、クライアント役にはフィードバックだけでなく「発注するか/しないか」というところまで出してもらいました。それも相まって、緊張感あふれる場面が多々ありましたが、参加者の皆さまにとって良い体験となっていたら幸いです。


▼クライアント役を担当したメンバーの紹介記事

レスポンス担当:後藤 竜甫
「『レスポンス』は無敵」ーディーラーからwebメディアへ転身した営業担当が感じる、メディアの可能性

リセマム担当:杉山 薫子
「社会人はじめてみました」ー入社2年で3度のMVP受賞に輝く若手に聞いた、“働くって何だろう”

インサイド担当:土田 敦也
「波乱万丈の1年だった」ー入社1年で新人賞獲得の営業マンに聞く、仕事への向き合い方

シネマカフェ担当:八木 杏奈
「年齢を重ねても、挑戦するバイタリティを持ち続けたい」ー編集長とともに歩む、老舗映画メディアの23年とこれから


そして最後に参加者からの感想を一部抜粋します。

自分の興味分野である広告とメディアの交差を実際のワークを通して体感できることができました。実際に企画提案のワークに参加させて頂いたことで、貴社自体や提供している媒体について理解は深めることができたのはもちろん、メディアの存在意義とやりがいを体験することができ大変有意義でした。

ランチの時間帯に行われた社員との交流会において、本音を交えながら真摯にアドバイスや体験談をお話しいただき、今後の就職活動に活かすことのできる知見や考え方を得ることができました。他社のインターンシップと比べ、社員の方と直ににお話しする時間を多くとっていただけたことがとても良かったです。

イメージ出来ていなかった実際のビジネスに触れることができたのがとても良い体験でした。ワークを進めていくごとにヒアリングの重要性をひしひしと感じました。また、提案書の作成ではいかに「相手の視点に立つか」を意識していました。2日目が終わった後自分だったらこの提案書で受注するかと考えた時に全く納得がいきませんでした。1日目のスタートでは何が良い提案で何が良くない提案なのかもわからなかったのが、2日目になって考えられるようになったこと自体が自分の中で得るものがあったのだなと感じました。

社員の方々にフルコミットしていただいたことで、大きな学びを得たと感じており、大変満足している。インプットとアウトプットの割合もちょうどよかったように感じた。今回のインターンでは、かなり実践に近い内容だったように感じたが、これによって、この業界で働くイメージを鮮明化でき、また、自分が働く上で楽しめる要素を見つけることができた。

ワーク自体は本格的で難しかったが、無事発注してもらうことができ嬉しかった。提案の後、実際に御社が掲載した記事を拝見できたのも良かった。フィードバックの回数も多かったので、見落としがちな所や不足している力も発見でき、自分を見直す良い機会にもなった。

知識も少なく、初めて知った情報が多いなかで「ヒアリング→企画→提案」まで持っていくというプログラムは易しいものではなかったと思います。また3日間画面に向かって取り組むインターンシップは、対面以上の疲労感だったのではないでしょうか。私たちも初めての試みとなり学生さんにすべてを伝えきれたかは定かではありません。実際このアンケート回答を見るのも、かなり緊張しました(笑)


参加した皆さまにとって意義のあるインターンシップになっていましたら幸いです。そして、皆さまの就職活動が実りあるものとなりますことを祈っております。