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「『レスポンス』は無敵」ーディーラーからwebメディアへ転身した営業担当が感じる、メディアの可能性

後藤 竜甫2018年第二新卒入社 オートモーティブ事業部営業担当

自動車メディア「レスポンス」で営業担当としてアフターマーケットやサプライヤー、タイヤメーカーなどの領域をカバー。

–後藤さんは前職も自動車関係だったんですよね?

父親が自動車メーカーに勤めていたこともあって、生まれた時から車が好きで、自動車メーカーを目指して大学でもエンジニアリングを学んでいました。残念ながらメーカーへは行けなかったのですが、新卒で輸入車の中古車販売店へ入社し約3年ほど働いていました。

–販売店勤務だったんですね。メディア業界という、車そのものを商材としては扱わない業界へ転職しようと思った理由って何でしょうか?

ディーラーとして仕入れ部門のC向けの営業をする中で、この先技術が発達し、例えばCtoCのプラットフォームが高度化してしまえば、車の売買を人が仲介する必要は無くなっていくのでは…と考え始めたことがきっかけです。他にも会社の広報活動などを経験したことで、自動車業界を別の視点から見てみたいなぁという気持ちが芽生え、メディアという業種に可能性を感じ始めたのも合わさって、転職を決意しました。

–数あるメディアの中から、「レスポンス」に決めたきっかけとかってあるんですか?

ぶっちゃけてしまうと、転職の際利用していたエージェントに「IT×メディア」という分野で片っ端から会社を紹介してもらった中の1社でした。「ここだ!」…と思ったわけではないんですが(笑)、元々「レスポンス」の名前は知っていましたし、とにかく受けてみよう、と。規模の大きなメディアというイメージだったので、まさか本当に受かるとは思っていなくて、気づいたら入社していたという感じです。

–元々「レスポンス」のことはご存じだったんですね。実際入ってみてどうですか?

“無敵”だなと思います。昨年で創刊20周年を迎えた老舗のメディアですし、規模も国内最大級ということもあって業界の知名度も高いです。なので「レスポンス」の名前を出せば、まず拒否されることはありません。人に会うハードルが低いとそれだけチャンスも増え、できることの幅も広がっていくので、そういう意味で無敵だなと。

–ではそのような環境で働くうえで、日々心掛けていることなどはありますか?

大手自動車メーカーは基本的に商流に代理店が入るのですが、自分は、アフターマーケットを中心に直接クライアントとやり取りする機会が多い領域を担当しています。クライアントの要望を直にヒアリングできる立場にいるからこそ、クライアントが抱く期待値を超えようとは常に意識しています。そのために、単に商材を売っておわりではなく、密にコミュニケーションを取りながら、どうすれば相手の課題を解決できるのだろうかと考え抜くことを大切にしています。あとは、すぐに受注には結びつかないと思っても、種まきや情報交換の意味でもいろいろな人と会うようにしています。

–相手の期待値を超えるって、営業だけじゃなくすべての仕事において大切ですよね。私も心掛けます。仕事で迷ったり、悩んだりしたことってありますか?

常に迷ってます!特に入社した当初は大変でした。前職との共通点は「車」に関係しているというその点のみでしたし、当然メディアに関する知識もありません。知識は覚える以外ないので、通常業務に加えて勉強しつつ、後はとにかく先輩のまねをして盗めるところは盗もうと意識していました。先輩の動きを見ながら、自分だったらどうするかとひたすら考え、仮説を立て検証しては失敗し、じゃあ次どうするかと考え…という繰り返しでした。幸いイードは失敗しても怒られることのない環境ですし、最近は自分の中にも引き出しが増えてきて、クライアントへ提案できる幅も広がってきたかなと思っています。悩んだときは事業部のメンバーにも相談しますが、最後に頼れるのは自分しかいないので、とにかくまずは自分で考える、そして、出した答えには自信を持つというのは意識しています。

–確かに、イードは結果の成功/失敗よりも「自分で考えてアウトプットできているか」を重視する風土がありますね。成功や失敗を繰り返しながらこれからも前に進んでいかれると思いますが、10年後にはどういう人になっていたいですか?

営業だけでなく、編集、撮影、執筆など、なんでもできる人になりたいです。自分は1つのことを究めるよりも手広くやる方が性に合っているのと、できることは多いにこしたことはないと思うので。「車で困ったことがあったら後藤さんに聞こう」と思ってもらえるようになるのが理想です。あとは、仕事でもプライベートでも、車の魅力をもっと広く伝える存在になりたいとも思っています。

–まさに車のプロフェッショナルですね。では最後に、夢はありますか?

地球上で一番車の運転がうまい人になるのが夢です。そのためにも、これからもずっと車を好きだという気持ちを持ち続けて、情報収集を欠かさぬよう心がけたいなと。でも実は、今自分の車が故障しているので、「レスポンス」の企画として自分の車の修理をしたい、というのも加えておきます(笑)

–ありがとうございました!