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【23卒】就活学生の目線で感じたイードの魅力って?春から入社の内定者に聞きました(vol.1)

「結局、イードの魅力ってなんなんだろう?」

私たちイードの社員が自社の魅力をお伝えすることはできますが、社会人と学生の間には、考え方の違いはあるというもの。そこで今回は、今年(2023年)春から新卒入社する内定者の稲さんに、「学生の目から見たイードの魅力」を聞いてみました!


――大学ではどのようなことを学ばれましたか?

東洋思想文化学科という学科で、アジアの思想や歴史を重点的に学びました。また。1年生の時にBTS(韓国の7人組男性アイドルグループ)を好きになったことがきっかけで韓国に興味を抱きました。

日本とは異なるアイドル文化に触れるうちに日韓関係のゆがみも感じられるようになり、「韓国の文化に興味を持ったからには、きちんと文化を理解したうえで日韓関係についても考えていけるような人になりたい」と決意して留学しました。

現地で過ごすことで韓国の言葉や文化全般への理解を深められたのが、大学時代の一番の収穫のように思えます。K-POPも含めて、ですけどね(笑)。

韓国留学中の稲さん

――K-POPは日本でも広く親しまれていますが、それをきっかけにそこまでしっかりした考えを持ち、実行しているのはすごいです! 学生時代は、他にはどのようなことに力を入れましたか?

中学・高校ではずっと吹奏楽部に所属していました。吹奏楽においては都内で上位の学校でしたので休みもあまりなくて、厳しい部活をやりきったのはいい経験になりました。上下関係が体育会系のように厳しいだけでなく、同期の間でも常にバチバチと火花が散っているようで、メンタルが鍛えられたなと。また、マーチングもやっている部でしたので、筋トレや走り込みもよくやりました。

――マーチングは長時間行進したりしながら正確に演奏しなければなりませんしね…! それでは、没頭していたことを振り返るなら?

これも間違いなくK-POPですね! 好きになったきっかけはBTSでしたが、今は他グループにも推しが居て、先日もオフラインイベントを見に遠征してきました。

――推し活いいですね!では、そんな稲さんの自分の強みはどんなところにあると考えていますか?

まずひとつは、メンタルの強さと体力です。どちらも、先ほどもお話した中高時代の吹奏楽部の厳しい活動で養われました。

ふたつ目は、人とのコミュニケーションが好きなのでいつ誰とでも物怖じせずに接することができることです。私は多趣味であるという自負もありますので、話の引き出しも人より多く持っているつもりです。

また、話の引き出しはいつも豊富に用意しておけるよう、友人が好きなモノやコトの話をたくさん聞いてさまざまな界隈の話題を仕入れています。先にお話した韓国留学で韓国語を学び、今は英語の勉強にも力を入れていますが、こうした語学の勉強も「コミュニケーションを取れる人の幅を少しでも広げたい」という思いからです。

――イードに内定をもらうまで、就職活動はどのように進めていましたか?

最初は、誰もがその名を聞いたことがあるような大企業を中心にエントリーしていました。漠然と「大企業に就職するのがよいゴールなのだ」と考えていたからであって、業界や業種にこだわりはありませんでした。

普段の生活で使っているものや身近なものにつながっていると実感できる仕事、もしくはエンタメ業界もいいかな…と思っていたくらいですね。

そんな風に就活を続けていたある日、ふと中高時代の吹奏楽部の厳しい人間関係を思い出して会社の雰囲気や人間関係を重視して考えるようになりました。吹奏楽部の活動が辛くても最後までがんばれたのは、中学と高校の6年間で終わりだったからです。でも、仕事はもっと長い期間続けなければならないものですよね。

――そんな中で、イードを見つけて応募した経緯はどのようなものでしたか?

Webメディア運営という形でエンタメに関わっていたのが目につき、会社説明会に参加しました。私の興味のある分野で、福利厚生がしっかりしていて、社内の雰囲気もよさそうで。説明会を終えたころには「この会社に入りたい!」と強く感じていました。

私は大学時代にWebメディアでライターを務めていた経験があり、記事の企画を立てたりしていましたので、ここなら自分の経験が生かせそうだという思いもありました。

――具体的に、どういうところに雰囲気のよさを感じたのでしょう?

いくつもの企業で面接をしていると、中にはビジネス用語を多用してくる面接官の方がいらっしゃったりしました。もちろん就職活動をするうえで事前に学んでいますが、網羅できているわけではなく…つい「ここまで踏み込んだ話は、入社後にすることなのでは?」と思ってしまうこともありました。

しかし、イードの面接はそうではなく、私がどういう人間であるのかという本質を見てくれようとしていると感じました。おかげさまで、緊張しすぎることもなく話しておきたい思いをすべて伝えることができて、面接が終わったころには「これで落ちてしまったのなら、それはもうしょうがない」とやりきった気持ちになれました。

――そんなイードから内定が出て、それを受ける最後の決め手となった理由は?

いくら社内や社員の雰囲気がよいとはいえ、それだけでよいなら他の企業もありました。それでもやっぱりイードがよいと思った理由は、私自身が多趣味であるところと、イードがエンタメではないものも含め、本当に幅広いWebメディアを展開・運営しているところがマッチすると感じたからです。

さまざまな分野のプロフェッショナルの方たちのお話を聞けるのは、それだけで本当に楽しいし、実になります。私もいつかは特定の分野のプロフェッショナルになりたいと思っています。

――内定式を終えて、内定者インターン(営業同行)をしてみての感想は?

私が想像していたよりもさまざまなジャンルを横断する企画を立てられることと、長く組んでいるクライアントが多いからか、アポイントが和やかな雰囲気で行われることに驚きました。

「先方が求めていないものをこちらの都合で売り込まなければいけない」のではなく、「先方が本当に求めているものを一緒に煮詰めていく」企画ができるのだと期待に胸が躍りました。

――入社後にチャレンジしてみたいことはありますか?

アイドルに特化したメディアの立ち上げと運営」です。K-POPのみ、ジャニーズのみ、というようなメディアはすでにありますが、事務所も国も関係ない、グローバルにあらゆるアイドルの情報が集約するメディアを作れたらいいなと。

私自身がアイドルオタクだからこそ感じることですが、アイドルオタクはアイドルそのものが好きなのであって、K-POPからジャニーズが好きになったり、いきなりEBiDANが推しになったり…と、アイドルたちの事務所や国にはこだわらない人も大勢います。そうした人たちをどんどん引っ張ってこられる総合メディアを実現したいです。

最近は事務所や国の垣根を越えたアイドル同士の交流やコラボが盛んになってきていますので、事務所側に向けてもそういう提案をできるかもしれませんし、何より、アイドルという分野にかぎらずオタクと呼ばれる人たちは推せるものになら目を見張る購買力を発揮できますから、採算も取りやすいのではと思うんです。

――まだ入社していないのに企画書ができそうな勢い…! それでは、社会人となって目指したい将来像はありますか?

私のロールモデルは、ずっとBTSのキム・ナムジュン君です! 彼のように常に成長し続けたいし、大きな人間になっていきたいです。そして、向上心を抱きながら謙虚さも忘れず常にあらゆる方面へ知見を広げていきたいですね。

――ロールモデルもアイドルだった! それでは最後に、就活生にメッセージをお願いします!

就職活動を始めた当初は明確なビジョンを持っていなかったので、どうするのが「正解」なのかが分からず悩みました。そんな思いがあったからか、他の企業へのエントリーでは最終面接までいって落とされてしまうこともありました。

面接では大なり小なりパーソナルなことを話すと思いますが、もし不採用となっても、決して自分が否定されたとは思わないでください就職活動は縁です。そう割り切って「縁がなかったのだな」で済ませてしまうのが一番。自分に合う会社はきっと見つかりますので、よい会社にめぐりあってください!

イードの方たちは、何気ないお話をしているだけでも本当に楽しんで仕事をしていることが伝わってきます。年功序列ではなく「自由と責任の文化の中で主体的に動き、周囲を巻き込みながら結果を出せるかどうか」という程よいピリピリ感も私には心地よいもので、春からの日々が楽しみです。

――ありがとうございました!