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イードの新卒採用担当が、就活生に社員インタビューを読んでもらいたい理由

 主に新卒採用担当として、こうして採用する側から就活に携わっている私ですが、私自身も大学3年生の時に就活をし、縁あって2017年に新卒でイードに入社しました。が、恥ずかしながら自らの就活を振り返ると、正直反省点ばかりが思い浮かび、いまだに苦々しい気持ちが広がります…。今こうして夢中になれる仕事ができているのは、本当に運がよかったとしか言えません。

胸を張れたものでもありませんし、心にしまってきた事実ですが、「せっかく新卒採用という領域に携わっているのだから、自分の経験を活かすべきでは?」と思い立ち、この記事を書く決意をしました。

この記事には、そんな私の経験を踏まえた、就活中の皆さんにぜひ聞いてもらいたい、一人の採用担当者としての想いをつづりました。玉石混交の情報に惑わされがちな就職活動の中で、少しでも役に立てていただければ幸いです。

働くことが怖かった

 私が就活で最も悔やんでいるのは、仕事に対してネガティブなイメージしか持っていなかったことです。せいぜいアルバイトやインターンの経験くらいしかないのに、これから一生お付き合いすることになるかもしれない「仕事」という漠然とした命題に立ち向かわなければならない。きっとあの時の私は、自分が踏み出そうとしている未知の領域へひたすら恐怖を抱いていたのだと思います。その恐怖に立ち向かい、克服する勇気も出せず、その結果、就活にも前向きに取り組むことができませんでした。しかも、それは就活が終わってからも尾を引きました。社会人になる前に働くことと向き合えなかった私は、イードへ入社して1年目から与えられる大きな裁量と、それに伴う責任に押しつぶされそうになります。その時の私には、プレッシャーはチャンスにもなりうるなどと気づく余裕もなく、せっかく手に入れた環境を活かすことができないまま、半年ほどの時間が過ぎていきました。

転機

 ところが、そうやってなんとか日々を乗り越えているうちに、いつからか自分がさほど仕事を嫌だと思わなくなっていることに気づきました。明確なきっかけがあったわけではないので、小さな成功体験を積み重ねた結果だと思います。未知ゆえに恐怖の対象だった「仕事」に対して、自分の手と足と頭を働かせて取り組んだことで、少しずつ恐怖がほぐれていったのだと思います。恐怖が取り除かれてしまえば、気づけば、ある種の娯楽のように仕事を楽しめる自分がいました。都合のいい話ですが、仕事の楽しさに気づいた私が真っ先に考えたのは、「もっと早く、この楽しさを知っておきたかった!」ということでした。働き始めた時、入社する前、あるいは就活のタイミングで、仕事に対するネガティブなイメージを払しょくできていれば、世界の見え方は全く違っていたかもしれない…。そんなことを考えていた矢先、会社として初めてとなる、新卒採用担当というポジションが舞い込んできたのです。

新卒採用担当として

 というわけで、新卒採用担当として私が目指しているのは、「『仕事って楽しいんだ』と就活生のみなさんに知ってもらうこと」です。私が就活に前向きに取り組めなかったのは、「仕事」って何かよくわからなかったからです。ということは、「仕事って楽しい」(もっとちゃんと言うと、あなたが楽しめる仕事はどこかに必ずある)と知ってもらえれば、就活にワクワクを持って取り組めるのでは…?特にイードという環境は、結果を出しさえすれば、やりたいことをやらせてもらえる場所です。もちろん、今でも失敗したら逃げ出したくなるし、うまくいかなくても自分がなんとかしなくてはならないというプレッシャーは相当なものです。それでも、そういうものも全部ひっくるめて、こんなにも「自由と責任」という言葉をビシバシ感じられる環境って中々ないでしょうし、刺激的で飽きなくて面白い場所です。どうすればそのことをうまく伝えられるだろう、一緒に楽しんでもらえそうな人に届けられるだろうと模索しています。

働くって、意外と自由だ

 そしてたどり着いたのが、タイトルにもあります「社員インタビュー企画」でした。理由は単純、「働く楽しさは、楽しく働いている人に聞くのが手っ取り早いだろう」というものです(笑)なので、イードの社員インタビュー記事では、具体的な仕事内容よりも、「働く」ことそのものにウェイトを置いて質問をしています。インタビュイーごとにバラエティに富んだ内容になっているので、楽しんでもらえると思います。そして、もし少しでも共感できたり、かっこいいなと思えたり、楽しそうだと思える言葉と出会えたら、ぜひ直接お話しましょう!

みなさまにお会いできますことを楽しみにしています。

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