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【23卒】就活生の目線で感じたイードの魅力って?23卒の内定者に聞きました(vol.3)

結局、イードの魅力ってなんなんだろう?

私たちイードの社員が自社の魅力をお伝えすることはできますが、社会人と学生の間には、

考え方の違いはあるというもの。そこで今回は、今春(2023年4月)から新卒入社する甲斐

さんに「学生の目から見たイードの魅力」を聞いてみました!


――まずは自己紹介をお願いします。

学習院大学 国際社会科学部卒の甲斐です。大学では、消費者行動分析とマーケティングをテーマとしたゼミに所属していました。

私たちの代は、どのような店舗で、どのような広告展開をすれば消費者に「サステナビリティ」を意識させることができるか…を各グループで企画立案し、コンペを行いました。

――ゼミ以外ではどのようなことに力を入れていましたか?

「広告学研究会」という、100名ほどの部員がいるサークルに所属していました。一番大きな活動は「ミス学習院コンテスト」の企画・運営で、そのほかに新入生歓迎のための集客や、協賛してくださるスポンサー企業へのアポイントメントなども行います。

サークルは企画局、協賛局、広報局、そしてミスコンファイナリストのマネージメントなどを行うミスマネ局という4つの部署で構成されており、私は企画局とミスマネ局を兼任していました。

――ゼミだけでなく、サークルの活動内容も本格的ですね!アルバイトなどはされていましたか?

TOHOシネマズでアルバイトをしていました。館内を周って混雑ぶりなどをチェックしながら、ボックスオフィス(チケットカウンター)やコンセッション(ドリンク/フード販売)グッズストアなど、手が足りていないところに人を振り分けて効率よく回す業務をしていました。

ミス学習院コンテスト 運営メンバーとのお写真

――アルバイトでもマネジメント力を活かしていたんですね!映画館といえば、甲斐さんはアニメ映画が好きだと聞きました。

私は小さい頃にシンガポールに住んでいたのですが、同年代の子たちはみんな日本のマンガやアニメに親しんでいるんですよ。彼らと仲よくするうちに私も自然とそれらに触れるようになり、外(国外)から見たからこそ、その魅力をより深く受け止められたように思います。『NARUTO』や『ONE PIECE』はあちらでも大人気でした!

また、シンガポールは東南アジア地域の複数箇所で開催されるアニメイベント「アニメ・フェスティバル・アジア」のメイン会場でもありますので、そこにも毎年遊びに行き、海外アニメファンたちの熱量に圧倒されていました。

――アニメひとつとっても、海外在住ならではの経験をたくさんされたんですね。好きなアニメ作品はどの辺りですか?

新海誠監督や細田守監督の作品をはじめ、『四畳半タイムマシンブルース』(森見登美彦氏の小説『四畳半神話大系』と戯曲『サマータイムマシン・ブルース』のコラボ小説を原作とするアニメ)や、夏目真悟監督によるオリジナルTVアニメ『Sonny Boy -サニーボーイ-』などがお気に入りです。

『四畳半タイムマシンブルース』はbarmoonwalkとコラボしてコラボカクテルを提供したりもしていて、そんな宣伝手法も印象的でした。アニメがバーとコラボ…というのはなかなかありませんよね。

――プライベートで楽しんだアニメにも、大学で専攻した内容に自然と目が向いていたわけですね。それでは、就職活動時のことも聞いていければと思います。就活はどのようなことから手を付けましたか?

まずは自分の強みの言語化と志望業界と就職活動の軸決めを行いました。

先ほどシンガポールに住んでいた、と言いましたが、これは留学などではなく親の仕事の都合によるものでした。だからといって受け身でいるのではなく、自分からさまざまなことにチャレンジできたと思っています。

たとえば、学校で中国語の授業を受けたら、中国の子たちのグループに自分から入っていったり…という具合です。そういう小さな経験の積み重ねが、「新たな環境でもネガティブにならず、楽しみながら前に進める」今の自分につながっています。それを「自走力」と表現しました。

先日迎えられた卒業式でのお写真

――志望業界はどのように決めたのでしょうか?

サークル(広告学研究会)でさまざまなことを企画立案して実行するなかで「自分が工夫を凝らすほど、注目してくれる人も増える」経験に大きなやりがいを感じましたので「人の心を動かしたい」を軸に、広告、マーケティングなどを中心に見ていくことに決めました。

「デジタルマーケティング」や「OOH(Out Of Home。駅構内やビルの大型ビジョンなど、屋外で展開される広告の総称)」などさまざまな業界の中から「デジタル広告」と「メディア」に絞り込み、「メディアを通じて人々の心を動かせるところ」、「自分がこれまでに培ってきた”多様性を受け入れる力”を活かせるところ」のふたつを軸に応募する会社を選んでいきました。

――そうして実際に就職活動をする段階になって、順調にいきました?

順調どころか、本当に大変でした……。絞り込んだつもりでも応募したい企業はたくさんありましたし、いざ実際に面接を受けるようになると、やっぱり軸がブレてしまうんです。「面接での受け答えは(その時受けている企業に)寄せていった方がいいのかな…」とか。

――それは”就活あるある”ですね……。

そして、考えがそういう方に向いてしまうと、そのうち「自分は何がやりたいのか」が「内定を取るにはどうすればいいのか」に変わってしまいそうになるんです。それが辛かったですね。

――そうして思い悩みながらも複数社から内定を得たと聞いています。そんな中でイードを選んだ決め手は何でしたか?

自分のやりたいこと」をあらためて見つめ直し、それを実現できるのはイードだろうと感じたからです。

就活をしていると、大勢の新卒学生をざっくりと振るいにかけるように切り落としていくような会社もあるのですが、イードの面接官のみなさんは「1人1人としっかり向き合い、適正があるかを見定めようとしてくれている」と感じました。

「やらなければならないから、やっているだけ」というような義務感がまったく感じられなかったんです。言い換えるなら決め手は「人」だった、ということですね。

また、自分の得意分野をさらに伸ばし、それを活かして特定のターゲットにアプローチできそうなのも魅力的でした。

――イードは21ジャンル76メディアを運営していますからね!その後、2週間の内定者インターンシップ(営業への同行)を行いましたが、やってみてどうでしたか?

入社前に業務の一端に触れられて、さらには社員の方からフィードバックをいただけたりしたので大変助かりました。どういう雰囲気で仕事ができるのかもよく分かりましたしね。

――入社後のビジョンや将来像はありますか?

得意分野をとことん伸ばせる会社だと思いますので、さまざまなことを学びながら天職といえる仕事を見つけられればいいなと思っています。

――それでは最後に、これから就活を始める学生たちへのエールをお願いします!

最初に自分の軸を決めたら、ブレないようにしましょう。受けている企業に都度寄せていたら、それはもう軸ではなくなってしまいます。

また、就活ではさまざまなところを見られて選別されるわけですが、学生側にも会社を選ぶ権利はあります!ただ見られるだけではなく、こちらからだって見てやるぞというくらいの意識で臨むといいと思いますよ。

――ありがとうございました!