「結局、学生から見たイードの魅力ってなんなんだろう?」
私たちイードの社員が自社の魅力をお伝えすることはできますが、いくら若手といえどもやはり社会人と学生の間には、考え方の違いはあるというもの。そこで今回は、今年(2023年)春から新卒入社する内定者の荒川さんに、「学生の目から見たイードの魅力」を聞いてみました!
――自己紹介をお願いします。
明治大学情報コミュニケーション学部の荒川です。メディア社会学、コミュニケーション、情報社会、社会学関連を広く学んでおりました。最近は週一で雪見だいふくを食べています。特に塩キャラメル味がおすすめです!
――冬に食べる雪見だいふくも良いですよね。学生時代は他にどのようなことに取り組まれたのですか?
大学1年生の頃から始めた個別指導塾のアルバイトです。元々中学受験の生徒を中心に担当していたのですが、大学2年生のタイミングで新型コロナウイルスが流行し、塾の授業がなくなってしまい、バイトのシフトにも入れないので、当時は辞めようかなと思ってました。
しかし、そのタイミングで異動してきた社員の方との相性がよかったのか、その方とともに忙しく業務をこなしていた結果、 生徒相手に授業をする一アルバイトだったのが、チーフとして教室全体の運営に携わる立場になりました。
――学生の立場でチーフとは‥!なぜ社員の方から重要な役割を任されたのだと思いますか?
仕事に対する考え方が社員と私で近いところがあったので、そこが任せてもらった要因なんじゃないかと思います。私も社員の方も「ゴールにたどり着くまでの手段は柔軟に、結果にコミットする」といった考えを持っていたので、社員の方からすると私をそばに置いておくと仕事がやりやすかったのではないかなと思ってます。
――チーフとして何か大切にされていることとかありましたか?
利他の精神を心がけていたと思います。チーフを務めていると、社員、アルバイト講師、生徒、親御さんと関わる人物が沢山いる中で、それぞれが違うことを考えていることがほとんどです。常にその真ん中で振り回されていましたが、その時々で自分は今何ができるか、何をすべきかをずっと考えていました。
ただ、振り回されるなかでも頑張れた理由としては、正直に言うと自分が居心地の良い場所を作りたかったのかもしれませんね。ですので、利他と言いましたが、利己が回り回った利他だったかと思います(笑)。正直、打算的な面もあったかもしれません。
―― 一時は辞めようと思っていたのにも関わらず、そこまで頑張れたのは何かモチベーションがあったのでしょうか?
任せられると頑張っちゃうタイプなんですよね(笑)
あと、生徒の頑張る姿を見ると、見届けたくなって辞められなくなります。最後まで応援したいですよね。
社員の方も私にとっては理想的な上司で、大好きなライブの度に休ませてもらって、とても働きやすい環境でした。
――そこまで本格的にやられていて、塾関連での就活は考えていなかったのですか?
それこそ、アルバイトを始める前は教育に関わりたいという訳ではありませんでした。
担当している生徒のことは大事だし、アルバイトは休ませてもらえるけど社員の方は忙しそうなイメージだったので選択肢にはありませんでしたね。
一応、アルバイトをする上で塾講師を選んだのは、人前で話せるようになりたかったのが理由のひとつです。それと、ライブに行くためのお金が欲しくて、時給が良かったのが塾講師だったんです。本当にたまたま応募して面接を受けて辞めずにこれた感じです。
――今までアルバイトのことをお伺いしましたが、その中で「ライブ」という言葉も何度か出てきましたね。ライブに行くことは昔から好きだったのですか?
大好きです!
中学生の頃からライブは行っていたのですが、お年玉やお小遣いの範囲で参加していたので、回数が増えたのはバイトをするようになってからです。昨年は46公演、一昨年は61公演参戦しました。
――そんなにドはまりしてしまうライブの魅力はなんですか?
現実逃避できることですかね(笑)。
アーティストの音楽を生で見れて、テレビで見るのとは迫力が全然違うし、開放感もあります!観客全員がステージだけを見て楽しんでいるといった異空間に中毒性を感じ辞められなくなりました。この場限りの快楽を買えるのだと思うと楽しくてしょうがなかったです。
――いろいろなお話ありがとうございます!何事にも没頭力がすごいですね。そんな荒川さん自身の強みは何だと思いますか?
「好きなことへの貪欲な探求心・行動力」かと思います。
ライブの話になりますが、めちゃくちゃなスケジュールで日本中を飛び回っていました。2日間ライブに行って、次の日は昼間にバイト、その日の夜から夜行バスで2日間ライブ、帰りは夜行バス、朝に東京へ帰ってきてそのまま昼に面接、その後にライブに行ったこともありました。行動力というよりも暴走に近いですかね(笑)。
――以前伺ったかと思いますが、北海道のライブも大変だったんですよね。
弾丸で北海道に行って、ライブ後に混雑と雪の影響で駅に3時間ほど立ち往生したり…次の日も雪の影響で飛行機が飛ばず、ずっと足止めを食らう経験もしました。
若くて無茶できるうちにやっておこうという思いで、こんな経験をしても懲りずにライブ行ってしまいますね(笑)。自分の好きなものへの行動力とか体力は強みだと思います。
――面接の際にモットーもお伺いしましたが、それについても改めて聞いてもいいですか?
「目的には頑固に、手段は柔軟に」のモットーを掲げています。
例えば、志望校にいくのがゴールとして、そこに到達する手段として「塾に通う」、「家庭教師を付ける」など方法はいくらでもありますよね。
ライブに関しても最終的に参加できればいいので、その過程がどんなに厳しいものであっても、無茶してでも行ければ…と思います。
――では就活はどういう風に進めていましたか?
実は最初あまり就活に身が入らず、大学3年の2月ごろ、本格的に始めました。
ただ「こうしたい」「こう働きたい」というのは自分のなかで色々あって、「自分のやりたいこと、好きな働き方」が実現できる場所を探していたので業界も結構絞ってみていました。
就活エージェントの方にはとてもお世話になって、意外と短期間でスパッと決めた気もしますね。
――就活中、大変だったことありますか?
ESや面接で落ちて、凹むこともありました。就活を始めた頃は、面接は取り繕った外行きの自分で話していました。エージェントと話した時に「嘘をつきたくない」と思い、徐々に本音で思っていることの言い回しを丁寧に変えて選考に臨むと、受かるようになりました。嘘をついて入った会社は合わないと思うので、それで正解だったと思います。
――就活していたときの志望業界はなんでしたか?
自分の好きなことに最終的に繋がればいいなとっていたので、エンタメ業界、メディア業界を見ていました。
会社選びの軸としては3つあって、「自分のスキを仕事にできる」、「自分のやりたいと思ったことをできる」、「自分の裁量がある程度持てる会社」です。
バイトで裁量権を与えられた環境に居たので、そういった環境のほうが自分も「仕事する」イメージが湧いていましたし、自分で考えて動けるような会社がいいなと思っていました。
――ではイードに入社したいと思った理由はなんですか?
一番は説明会で聞いた「仕事を人生最大の遊びに」に共感したことですね。
企業の説明会には他にも多く参加しましたが、正直に言うと理念に共感する会社はなかなかありませんでした。そのなかで、イードは違いましたね。それと面接や面談でお話した社員の方のお人柄です。
――最後の決め手もありましたら教えてください!
最終面接で宮川さんとお話していたときに「ライブにいっぱい行きたいんです」と話したときに、「じゃあ、ライブの遠征先でリモートワークすればいいじゃん」と言われました。それが印象的で、そんなことをサラっと仰る社長もいないですし、「じゃあこうすればいいじゃん」というのがすごいストンと落ちて、他に内定をいただいている会社があるなかでイードでの働くイメージが一番湧きました。
――内定者インターンをやってみていかがでしたか?
人見知りなので少々緊張はしていたのですが、みなさん優しくしていただいたので良かったですし徐々に不安は解消されました。またインターン前は4月からの仕事が想像出来ていなかったので、この2週間で何をするのかイメージが湧いたと思います。
――入社後はどんなことをしたいですか?
やはり自分の好きなことがしたいです。プロデューサー職で経験を積んだあとには、自分が先頭に立ってエンタメやライブに関わるメディアを立ちあげられればと思います。
ーー最後に就活生にメッセージなどあればお願いします!
就職はゴールではなく道のりでしかないと思います。
人生のゴールは自分のしたいことをすることですので、それにたどり着くまでの道はいくらでもあることを忘れないように、気負わず、世間の型にとらわれず、のびのびと就活をすれば自分に合う場所が見つかるのではないかなと思います!
――ありがとうございました!!