弊社では、営業向け勉強会「イードアカデミア」や編集部向け勉強会「編集ナレッジ共有会」などいくつかの勉強会が開催されています。
今回はそのなかでも新しい勉強会、 通称「バーガー読書会」についてご紹介。こちらは、弊社メディア事業本部の事業本部長である土本が新卒をメインに開催している社内勉強会です。
「バーガー読書会」とは、ハンバーガーを食べながら1冊の本について語り合い、学びの場にする会。 開催のきっかけとなったのは以下のようなやりとりからです。
~ 時は遡り9月頭 ~
まだ夏の暑さが残るなか土本から新卒に向けてひとこと。
「みんな本は読んでるかい?」
一瞬、静かになり首を横に振る新卒。 そして「たぶん読んでないよね、僕もそうでした」と続け、読書について話を進めます。
▽物事を学ぶためには
例えば「営業」を学ぶためには
・(新卒は)今、実践的に体験しながら学習
・少しずつではあるけど、定着はしてきている
→ ただし、「営業」を極めた先に何があるかは分からない
▽読書とは
・1冊で体系的に物事を知ることができる
・自分の頭を整理できる
・全体像を理解しながら、先人の知恵を吸収できる
→ ただし、実践は代替できない
>> だから理解+実践が最強 <<
まとめ:読書は必要ある? → 結構コスパいいと思う
…というわけで
バーガー読書会、やります。
新卒それぞれに課題図書が割り振られ、月1回のペースで開催することに。 内容としては、その月の担当者が読んだ本の紹介・感想・議論のテーマを発表。参加者は発表をきいて本の内容を理解、それを踏まえ提示されたテーマについて議論を交わす、というもの。
※この企画は9月から順調に開催されていましたが、今回の紹介は第3回の模様になります。
今回の課題図書はこちら
暴走するネット広告:1兆8000億円市場の落とし穴 / NHK取材班 著
ネット広告でビジネスをやる人間として1度は読んでおきたい1冊、ということで土本からの推薦本になります。今回本を読んで紹介してくれたのは土田。
ネット広告を利用した不正なビジネスの実例を解説、改めてネット広告について理解していきます。 そして土田が設定した議題はこちら。
不正なネット広告を無くすためには、どうすればいいか?
かなりシンプルですが、これまた難しい…。ネット広告を扱っている身として、媒体社として、自分たちはどうするのか…考えさせられました。
今回は広告業界の商流やお金の流れ、仕組みなど新卒にとってためになる知識も得られ、とても身になる回だったのではないでしょうか?
少し話は飛躍しますが、“良いメディアとは何か”につながる問いにもなったと思います。 個人的には、改めてWebメディアのあるべき姿・目指すべき姿が意識でき、目の前の利益にとらわれることのない、ユーザーとクライアント双方にハッピーを届けられる存在でありたいと感じました。
普段は目の前の仕事についてばかり考えてしまいますが、こうして新卒の時から広く物事を考えられる機会を得ることが出来てありがたい限りですね。