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【社員インタビュー】新卒1年目に訊く イードで”働く”ということ

イードに入社したばかりの新卒社員は、日々どのように仕事と向き合い、経験を積んでいるのだろう?

就活生のそんな疑問にお答えすべく、今回は異なる部署で働く2022年入社の新卒社員3名にお話をうかがいました。イードの社内では、よく「部署それぞれが独立した会社のようだ」と言われています。そんなことも頭の片隅に置きつつ、三者三様のワークスタイルに注目してみてください。

――まずは所属部署を含めた自己紹介をお願いします!

足立:キッズ&ファミリー事業部の足立陸です。教育関連のニュースを発信するWebメディア「リセマム」と「リシード」の広告営業を担当しています。現在の業務は、両メディアへのお問い合わせへの対応新規の顧客開拓がメインです。

また、毎年受験シーズンになるとイベントやタイアップ企画を行うので、その中から公立高校の受験企画も担当しています。

キッズ&ファミリー事業部 足立 陸さん

斉藤:オートモーティブ事業部の斉藤諒です。この事業部ではクルマの総合情報サイト「レスポンス」と、ガソリンの価格やクルマの燃費に関する情報サイト「e燃費(イーネンピ)」を運営しており、自分は「レスポンス」の広告営業を担当しています。

ドライブレコーダーのようなクルマに関連する商材の記事広告の提案もしています。

オートモーティブ事業部 斉藤 諒さん

宮本:アニメ事業部の宮本隼輔です。担当している媒体はWebの「アニメ!アニメ!」と「超!アニメディア」に加えて、雑誌の「アニメディア」、「声優アニメディア」、「メガミマガジン」が挙げられます。

プロデューサーとして、それらの媒体の広告営業や、タイアップの企画と進行などを担当しています。両媒体の業務の比率は、ちょうど半分ずつというところですね。

アニメ事業 宮本 隼輔さん

――みなさん、イードに入社した理由はどのようなものだったのでしょうか?

宮本:実はイードのことを知る前に他企業から内定をもらっていたのですが、自分の中で納得できずメディア系の企業をあらためて探したところ、イードに出会いました。入社した決め手は、運営しているWeb媒体の豊富さと、面接や説明会を通して伝わってきた自由な社風です。

斉藤:2021年夏にイードが開催するオンラインのインターンシップに参加し、早期選考を経て入社しました。若いうちから案件を任せてもらえて、自分の裁量で仕事を進められる環境に惹かれました。

足立:話が少し長くなってしまうのですが……僕は情報系の大学に通っていて、卒業後はエンジニアか研究職になるだろうとぼんやり考えていました。しかし、どうも流されているような気がしてしまい、就職活動で得た内定も辞退して大学を卒業し、2年ほどフリーランスで仕事をしていました。

その時の仕事のひとつが、イード運営のゲームメディア「インサイド」と「Game*Spark」でのライター業でした。そこでは海外まで取材に行かせてもらったりと、任せていただいた仕事にやりがいのあるものが多く、この会社ならば自分のやりたいことでしたり責任感のある仕事ができるんじゃないかと感じて契約社員になりました。

そしてその後、「東京に来て正社員になる意思があるなら、新卒として入社してみないか」とお誘いを受けました。大学を卒業し、社会に出て2年経った自分を新卒として正社員登用してくれる会社は他にはないだろうと思い、2022年にあらためて新卒として入社しました。

――足立さんは異色の経歴ですね! みなさん、学生時代にはどのような経験をされましたか?

足立:いやぁ…僕は本当に適当でした(苦笑)。「自分の時間をどれだけ確保できそうか」という基準で所属する研究室を選んだり、音楽系のサークルに所属してドラムを叩いたりという毎日でしたね。

斉藤:大学は文理融合の学部でしたので、経済を専攻しつつ世界史や量子力学の基礎など、興味のある分野を学びました。ですが、特に注力したのは場所を間借りして開催した期間限定の古着屋だったかもしれません。ビジネス…といったら大げさかもしれませんが、「働いて時給をもらう」以外の方法で稼いでみたかったんです。

古着はリサイクルショップやネットで仕入れて、一度目の開催では30万円ほどの売上が出ました。その後、売れやすいアイテムを優先的に仕入れたり、その時のトレンドに合わせたりして、二度目の開催では売上が60万円になりました。もちろん、自分1人の力ではなく仲間たちのおかげですけどね。

宮本:メディア情報学科に通っていましたので、授業で番組制作などをしていました。でも、一番印象に残っているのは長期休暇になるたびにしていた東南アジアへの一人旅ですね。日本よりも緩やかな時間感覚や、どこか雑然とした街が持つ独特の雰囲気に浸るのが好きでした。

イードに内定をもらって入社直前となる2021年の冬にはアメリカ横断一人旅をしましたが、グランドキャニオンで車中泊をしていたら凍死するかと思いました(笑)。夜中になると、気温が氷点下10度まで下がる日もあるんですよ。しかも、節約のためにエンジンを切ってしまうので……。

宮本さん in アリゾナ州の「ホースシューベンド」

――あの時は、イード社内でも「宮本さんは無事に帰ってくるだろうか」と心配されていましたよ! さて、実際にイードで働いて感じた学生時代との違いはありますか?

足立:社会に出てつくづく感じるのは、オンオフのメリハリが明確になったということです。学生時代は授業が終わったあとも次の研究の準備をしたり、自宅でもレポートの作成があったりと、オンオフを分けるのが難しいと感じていました。

イードでプロデューサーとして働いている今は、もちろん業務時間は責任感を持って成果を出すことに集中しますが、業務時間外は自由でいられますので、時間の管理がしやすくなりました。

宮本:僕は、とにかく頭を使うようになったと感じますね。業務をするうえで知っておかなければならない知識や常識をインプットしていくのは、やはり学生が単位を取得するのとはわけが違います。

また、雑誌制作は校了(誌面の制作やチェックをすべて終え、印刷・製本してよい状態にすること)に間に合わないと取り返しがつかないことになりますので、その進行管理にも頭を悩ませる日々です。

斉藤:学生時代と比べて大きく変わったのは、動かす金額の大きさと、クライアントの方々の真剣さですね。それらに触れて、担当している案件や行動に責任を持つようになりました。

趣味のカメラを片手にポーズをとる斉藤さん

――そのような業務を経て、変わった、成長したと感じる部分はありますか?

足立:学生時代にしたアルバイトは家庭教師や塾講師など個人で完結するものが多く、フリーランス時代も、チームに所属することはあっても報酬が支払われるのは僕という個人の成果に対してでした。

しかし、イードに入社してからはチームで一丸となって目標達成に邁進するようになったことで、周りの人に強い関心を持つようになりました。

宮本:僕は時間厳守ですね。学生時代は遅刻したり、課題の提出が期日を過ぎたりということもありましたが、社会人になってもそのままというわけにはいきません。何らかの期限が毎日のように訪れるので、自然と時間をきっちり守るようになりました。

斉藤:今もプライベートではガサツですが、業務時は細かな気配りができるようになったと思っています。案件の問い合わせメールがあったら、万が一にも見落としをしてはいけませんから。

――今の目標や、今後の夢はありますか?

足立:イードに入社する際にまず学びたいと思っていたのはビジネス……特にお金の動きです。どういう風にお金が動き、そこからどれだけの利益が生まれるのか。プロデューサーとして働く中でその流れを体感できたので、入社時の目標はひとつ達成できました。

直近の目標は、より上流の工程から物事を見られるようになることです。事業部を、ひいては会社を成長させるには何が必要で、そのためにはどのような目標設定をすべきか。それを見定められるようになりたいですね。

宮本:今の目標は、先輩に相談せずとも、自分1人で仕事を回せるようになることです。もちろん、分からないことがある時に相談するのは大切ですが、それは見方を変えれば先輩の時間を奪っているということでもありますから。

斉藤:まずは1人で案件をこなせるように……というのは自分も同じです。そこから先、5年後、10年後のことは、まだあまり考えられないです。

ドラムを叩く学生時代の足立さん

――イードで働いて、大変だった案件や楽しかった案件をそれぞれ教えてください!

足立:楽しかったことは、ゲームと教育を掛け合わせて楽しいものを作ろうという動きがいろいろなところで見られたことです。ゲームメディアで記事を書いていた身としては、うれしくなりました。また、入社間もない頃に、ゼロベースでそれに関する企画書や提案書を作成したので思い入れもあります。

宮本:僕も現在進行形ですが、ライブ配信で流すナレーションCMの制作に四苦八苦しています。何が大変かというと、事業部で制作した前例がないので誰にも相談できないんです(笑)。先輩の力も借りつつ、イベントのオーディション、台本の作成、収録でのディレクション、動画制作の依頼など、これで問題はないだろうかと指さし確認しながら進めています。

楽しかったのは、9月に開催された「東京ゲームショウ 2022」に参加できたことでしょうか。こういう大きなイベントに参加できるのは、メディア運営ならではですね。関係各所にあいさつ回りをして、名刺を何十枚と配ってきました。

斉藤:自分は、大変だったのも楽しかったのも同じで、とある高級スポーツカーブランドとのタイアップ案件です。通常の記事広告は記事を掲載してCTR(Click Through Rate。記事のクリック率)を追って終わりなのですが、この案件では読者プレゼントを用意しコンバージョン(Webサイト訪問者が運営者の望む行動を取ってくれること)まで計りました。

編集部のみなさんに助けていただきながらではありますが、目標数を達成できましたし、PVだけではなく広告がもたらす効果を確認できたので大きなやりがいも感じました。

――他のお二人は、どのようなところにやりがいを感じますか?

足立任される仕事の裁量や動く金額が大きいことですね。大きな責任をともないますが、同時にやりがいを感じます。一度、大きな案件の取引をしたお客様から、再度相談に乗って欲しいと言われた時も「頼ってもらえた!」と強く感じますし、自信になりますね。

宮本:大手のクライアントとのやりとりもさせてもらえますしね。若いうちから任せてもらえるのは嬉しいです。

――先輩や部署の方たちに相談して…という話も挙がりましたが、OJTや先輩との関係性はどのようなものですか?

斉藤:とても良好です。基本的にはリモートワークですが、何か疑問ができた際にチャットや電話でご相談すると、すぐに的確な回答をいただけるのでいつも助けられています。

宮本:かなり風通しがよく、部活における仲の良い先輩・後輩のような関係性を築けています。日々の業務で分からないことがあればすぐに相談できますし、毎日コミュニケーションを取っているのでフィードバックもこまめにしていただけます。

足立:全体的にコミュニケーション量が多く、自分以外が担当している案件や課題でも、編集・プロデューサー関係なくみんなで話したり助け合ったりしながら仕事ができています。安心感がとても強いです。

OJTの先輩も、何かあったときに頼れる存在です。リモートワークが続き、顔が見られない中でもフィードバックをいただけることで自分の行動が評価されていると実感できます。

また他の先輩方はオフィスに出社したとき、「こういう風にやってみるといいよ。」「これは気を付けて。」と声をかけに来てくださったり、普段とは対応の違う案件で困っているときに、こちらから相談する前にアドバイスをいただいて、周りのことをよく見てくれている方が多いと感じます。

――それでは、そんな皆さんが考えるイードの魅力は?

足立・斉藤・宮本自由なところです!

――見事に一致しましたね!

足立:一般的に「叱るのは期待の裏返し」などと言われることがありますが、イードのように新卒にも大きな自由を与えてくれるのは「信頼の裏返し」なのかなと思います。入社1年目から「自由にやっていいけれど、その分責任も持って働いて成果を出すように」という環境に置いてもらえるので、自分を成長させやすい会社だと思っています。

宮本:イードはいい意味でも悪い意味でも自由ですね。いつ、どこで働いてもいいですし、業務に関してもどこに話を聞きにいくかどこに何を提案するかも全部自分で決められます。裏を返せば、サボってしまうのも自分の責任です。モチベーション次第で働き方がどのようにも変わる会社です。

――最後に、就活生へ向けてイードに向いていると思う人物像を教えてください!

足立責任感を持って仕事をしたい頭を使って仕事をしたいという主体性がある人ですね。主体性を持たないと成果を出せないからですが、言い方を変えるならイードは主体性を尊重してくれる会社だと思います。

宮本やりたいことが明確で、若手のうちから自主的に動きたい人にオススメの会社です!

斉藤:細かなルールがない分、結果を求められる会社です。目標達成に向けて自発的に思考し、行動できる人がいいですね。

――「与えられた自由を活用できる主体性がある人」ということですね。ありがとうございました!


今回は入社1年目の3人に「どんな思いでイードに入社したのか」「どんな働き方をしているのか」をインタビューしました。本記事を読んで、入社後のイメージが少しでも湧いたようであれば嬉しいです!

 

現在イードでは、冬のインターンシップの参加者を募集しております。

社員とのランチ交流や実際にあった案件の企画をしていただくなど、メディアビジネスがわかる内容となっておりますので、イードに少しでも興味を持った方は下記リンクのマイナビ2024よりぜひエントリーください!

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