昨日公開した新卒研修「先輩社員交流会」に続き、代表から新卒へ語られた「大切にしていること」についてご紹介したいと思います。入社式の翌日、代表の想いを知る貴重な時間となりました。
大切にしている2つのこと
―毎年末、その年に会った人全員にメールを送っていた
起業してから、その年にお会いした方々に年末メールを送り続けていたという宮川。返事がくるのは一部、そこから年始にまたお会いしましょうとなるのは更にその一部。しかし、そうして積み重ねてきたつながりが財産だと実感していると言います。
運命というものは自分が変えられるものでないと思っているが、そのなかで出会ったひとつひとつのきっかけは大事にする。
自分がどうか、の前に相手がどうかを考える。自分が常にTAKEではなくGIVEをする。見返りを求めるのではなく、巡り巡って何かのきっかけが返ってくるというある種のおとぎ話のようなことを信じている。
イードの企業理念を話すうえで欠かせない言葉「利他の精神」も、この「人とのつながり」を大切にしているからこその言葉だと分かります。
実際に、このつながりを大切にする行為が今のイードに影響している具体的なエピソードも。それは現メディア事業本部長である土本との出会いについてでした。
現在イードのゲーム媒体である「インサイド」はもともと土本が学生時代に立ち上げ、運営していたもの。彼が就職するタイミングでサイトを売りに出していたところを偶然見つけ、当時彼がいた下関まで直接話をしに行った。
最初のタイミングでは他社へ売却するということでお断りされたが、年末にメールを送ったタイミングで土本からは状況が変わって困っているという連絡が。それを聞き、もう一度会いに行ったことで縁がつながりサイトと土本ともに会社に来ることになった。
これはまさに!というエピソードですね。この話については、土本のインタビュー記事でも語られています。
―毎日、気になった記事を切り抜いてファイリング
前半では、巡り合わせを大切にすることをルーティンとしていた話でしたが、次のルーティンは自身の可能性を広げるためのものでした。
新入社員の皆さんには可能性しかない。人間的な成長と仕事、自分の趣味と実益が表裏一体となっているような20代を過ごしてほしい。今はスポンジのように何でも吸収できるので、インプットを意識してほしい。
自分がやっているもう一つのルーティンとして、日本経済新聞で気になった記事を切り抜いてファイリングしているという宮川。気になるの基準は、少しでも興味があって、後で読み返してもいいと思えるもの。それを1ヶ月後に読み返し、また読んでもいいと思えるものだけ残す。これを繰り返すことで、自分の興味関心を想起しているのだとか。
自分なりのルーティンやマイルールをやることで可能性を広げていって欲しい。それをつなぎ合わせることで人生が変わっていくということに気付いていただけたらと思う。
「つながりを大切にすること」が、今のイードになるまでの具体的なエピソードとともに語られたことでとても身に染みる時間となりました。この話を聞いた新入社員の皆さんからの感想も、下記一部抜粋してご紹介します。
宮川さんが人とのつながり、出会いをとても大切にされていて、イードという会社もそうした基盤があってここまで発展してきたのだということがとてもよくわかりました。また、フットワークの軽さや行動力にも驚かされました。
これから仕事を通して出会う人、その他の場面で出会う人すべてのつながりを大切にして、誠意を持って接していきたい、その先にビジネスが生まれたりしたらすごくワクワクするだろうなと思いました。
アウトプットを鍛えるために、まずはジャンルや業界などにこだわらず、様々なインプットを増やしていこうと思います。
ひとつひとつの自分の行動が自分の未来だけではなく関わる人の未来をも変えていくということ、目の前にいる人のためを思って行動することが将来にプラスになっていくといったことが、宮川さんの実際のお話を聞いてしっかり理解できました。小さい心配りは大きなチャンスを呼ぶと考え、人とのつながりを大切にし、人と会うことで情報をインプットし自分のなかで整理し、様々なことへの興味関心を深めていこうと思いました。
宮川の考えをもっと知ることができる、代表インタビューも公開中ですので併せてご覧いただけたら幸いです。